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  • 執筆者の写真George

与える人こそ成功する時代

先日、勝間和代さんの動画を見てて『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』を薦めていたので興味が湧いて読んでみました。


読んでみて面白いと思ったので、私なりに少し内容に触れたいと思います。

筆者である組織心理学者のアダム・グラント教授によると…

成功をおさめる人々には「やる気」「能力」「チャンス」という3点に加え、ギバー・テイカー・マッチャーの3つにタイプに分類した上で、「ギバーである」という共通点が挙げられています。

3つのタイプとは

①ギバーとは「この人に何をしてあげられるかな?」と考え、受け取る以上に与えようとする人

②テイカーとは「この人から何をしてもらえるかな?」と考え、与えるよりも多くをもらおうとする人

③マッチャーとは、もらった分だけ与えよう考えたり、与えたらもらおうと考えギブ・アンド・テイクのバランスを取ろうとする人です。

成功しているタイプ

1.ギバー 2.マッチャー 3.ギバー

成功を収めている割合は「ギバー」が一番多いのですが、一方で成功しない割合も「ギバー」が多いのです。

その違いはなにか?

本よると、「自己犠牲型」か「他者志向型」かによって違いが出てくるようです。

「自己犠牲型のギバー」はテイカーに自分の時間や労力を搾取され、疲労困憊に陥ってしまうということで成功には程遠くなってしまいます。

では、「他者指向形ギバー」とは?

ポイントは、以下の通りです。

①テイカーとは関わらず、マッチャーやギバーの人のために行動する

②相手が求めるものを理解し、行動する

③みんなの利益を最大にするよう与える(みんなとは自分も含まれている)

他社指向形ギバーになることにより、マス(コミュニティ)を拡げてマスの利益に貢献することで利益が拡大するとうことです。

私自身をふりかって考えてみましたが、それぞれの場面によって立ち位置は変わってくるものだと思います。

そして何より、「自己犠牲型」か「他者志向型」かと言われると、「自己犠牲型」ギバーの立ち位置を取ってしまったときに、テイカーと関係を切るタイミングを逃すことも結構あったかもしれません。

テイカーかどうか早く判断し、マッチャーとして接することが「自己犠牲型」ギバーにならない秘訣です。

テイカーを見抜くには、「もうあの人とは付き合いたくない」と思う人の特徴をピックアップしてみるといいかもしれません。

マッチャーとしてテイカーと接するポイント

3回に一度ぐらいギバーと接して、残りはマッチャーとして接するのが良いと書かれています。

最後に、自分自身がギバーとなりコミュニティを拡げ、自分も含めたコミュニティ全体が幸福を受け取れるよう考えて行くのが「他者指向形のギバー」として成功する鍵ではないかと思います。



以上、結構面白い内容なので、機会がありましたらお読み下さい。

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